半年以上にわたり腰痛と付き合うことになるとは思ってもいませんでした。

腰に違和感が出てから、「湿布薬を貼っておけば治るだろう」と軽く考えていましたが、治るどころか痛みが日に日にましてついには仕事に支障をきたすまでになりました。

時系列で腰と痛みの変化を紹介したいと思います。

スポンサーリンク

腰に違和感を感じ始めた入院半年前

ある日仕事中に腰に違和感を感じました。
もともと腰に痛みがあったのでコルセットを着用していましたが、コルセットをしていても痛みを感じました。

お尻の辺りにも違和感がありましたが、少し気になる程度でした。

時間の経過とともに痛みも治まるだろうと考えていました。
念のため薬局で市販の湿布薬を購入し、腰とお尻の辺り(臀部)に2、3枚貼り付けておきました。

重たい物も気にしながら持っていたり、普通に日常生活を送りました。

痛みは収まるどころか徐々に増して行きました。

痛みで仕事に支障がではじてた入院3ヶ月前

腰に違和感を感じて3カ月くらいの時期に(入院3カ月前くらい)腰と同じくらい左足が痛くなりだしました。
何かのきっかけがあったわけではなくだんだん痛くなってきたという感じです。
歩いていても足を引きずり始めました。

それでも仕事や日常生活を見直したりすることはありませんでした。
なんとか体が動くので無理をして生活を送っていました。
体が動くのに痛みで「つらい」と言えば「甘え」と言われてしまう気もしていました。

しかし、このままではまずいと思い、1日欠勤して整形外科に行きました。

レントゲンを撮りましたが骨に異常はなく薬と定期的なリハビリで治療することになりました。

腰に電気を当てる電気治療です。
2週間に一回のペースでリハビリに通いましたが、それほど効果を感じることができませんでした。
しかし、少しでも良くなるならと思い通い続けました。

この時点ではまだ深刻な事態になっていなかったので、次の日からはいつも通り仕事に行き、普段通りの生活をしました。

入院まで3カ月前のこの時期にリハビリ、通院を始めました。

スポンサーリンク

休職することを決めた入院の一週間前

会社で中腰で作業していた次の日にその瞬間は来てしまいました。

朝起き上がるときに異様な痛さを感じます。
腰よりも左足に激痛がはしりました。

それでも体は動くので会社に行こうと着替えをする時にことの重大さに気づきました。

足を曲げると痛すぎて靴下を履くことができないのです。

どうしようか悩んだ挙句、会社に通勤してから同僚に靴下を履かせてもらいました。
通勤時も大変で特に車に乗り込む時の痛みがひどく、よく交通事故にならなかったと後で考えるととても恐ろしいことだと反省しています。

薬を飲んでもロキソニンの湿布薬を貼っても何も効果がなく日に日に痛みが増すばかり。

これはおかしいと思い、かかりつけのクリニックに行き診察を受けました。

足を上げるなどの医師が足の状態をチェックした後にMRI検査の指示を受けました。
そして、MRI検査にて腰の状態を確認すると腰椎椎間板ヘルニアであることが判明しました。

MRI検査とはどんな検査か?

MRIとは磁力を使って体の内部を撮影する医療器具。
神経を圧迫している部分があるかどうかの確認ができ、その後、医師から適切な対応をしてくれるとのことでした。

腰と左足の痛みの原因を確認することができるという事は治療することで早期に治ると思っていました。
しかし、これからが治療の長い道のりの始まりとなってしまったのであります。

金属類は全て外してカプセルの中に自動で入ると磁力を発生させているせいかカプセル内は凄まじい音が響いています。
ヘッドホンを装着すると懐かしい音楽が流れているのですが、その音楽をかき消すぐらいの轟音が響き渡っています。

異様な音を気にする人は気をつけてください。

私は足が痛すぎるのでうるさいのは気になりませんでした。
検査時間は約25分で検査結果を医師に診断してもらいました。

 

検査の結果、椎間板ヘルニアと診断されました。
「椎間板ヘルニア」についてなんの知識もありませんでした。

これからの処置としては薬と電気治療、引っ張りなどのリハビリ、そして安静をして治療に取り組む保存的治療を進めていくことになりました。

保存治療の目安は3〜4ヶ月と指示を受けました。
会社に事情を話して休職扱いにしてもらい、この日から会社をお休みすることになりました。

MRI検査後からの休職と入院まで

異変から3日後、ついにトイレにも座れなくなってしまいました。

早くしないと漏れてしまうという焦りの中でなんとか用を足したその後、自宅では食事、飲食は全くしませんでした。

食欲がなかったことと、もし、このまま体調が良くならなかったらトイレに行くことができないと思ったからです。

あまりの痛さで椅子に座って作業できない。
ちなみに、寝ていても痛い。

何日か寝ていれば治るという強い信念を持っていましたが見事に打ち砕かれてしまいました。

家の中を這うことされできなくなりました。

これが腰に違和感を覚えてから緊急入院前日までの出来事です。

椎間板ヘルニア入院体験記 救急搬送編

椎間板ヘルニアと治療法

最後に医師に説明を受けて自分で調べた椎間板ヘルニアについて書きます。

腰椎椎間板ヘルニアとは椎間板からはみだしている突起物(ヘルニアというらしい)が神経を圧迫して痛みが出る病気です。

MRI検査で腰椎椎間板ヘルニアという病名を私は全く想定していませんでした。
画像を見ると素人でもわかるくらい飛び出していました。

治療方法は先ほどの「保存治療」と手術して突起物(ヘルニア)を取り除く「手術治療」があります。

体の中でヘルニアが異物と認識して取り除かれる可能性が高いと言われていて通常はヘルニアの摘出術は余程のことがないと行われないと言われました。

神経を圧迫している異物が取り除かれると治るということに疑問を感じましたが、インターネット検索で調べてみると手術をしない治療法が多いように感じました。
この時は希望の光が少しだけ見えた気がして頑張って早く良くなろうという意欲に燃えていました。

ちなみに薬物治療とリハビリで治らなければ次のステップとして「ブロック注射」というものがあるそうです。
ステロイド系の薬で圧迫している神経の痛みを取る注射で、虫歯で痛い神経を抜くような感じかなと思います。

これで治らなければ手術の可能性もあると言われましたが、まず手術はしなくて良いとのことでした。

しかし、この説明からわずかの期間で見事に打ち砕かれた私は立つこともできず、トイレにも行けず、家の中を這いながら移動することもできない状態となり、いよいよ救急車で運ばれるその時が近づいてきたのでありました。

椎間板ヘルニア入院体験記 救急搬送編