救急車を呼ぶ5日前から当日までの話しをさらに詳しく記事にします。

激痛を耐えたた末の救急搬送

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救急搬送5日前

朝起きてみると、激痛が走る。
明らかに悪化している感じ。

しかし、なんとか歩けるレベルでした。

shinji

神経痛だろ? どこかが物理的に怪我してるわけじゃないんだし、痛みなんて気のせいだ。痛くない!

自分にそう言い聞かせて、痛みをこらえながら車に乗って整形外科にリハビリに行きました。

整形外科に到着しいつも通りの電気治療と腰部の引っ張りのリハビリを開始する直前に念のため今の症状の説明とリハビリをして良いかの質問をしてみました。

shinji

昨日よりもかなり痛みがひどいんですけど、リハビリ受けても大丈夫ですよね?」

クリニックの医師クリニックの医師

痛みがひどいならやめておいたほうがいい。

リハビリテーションの理学療法士と医師もわざわざ来てくれて説明してくれました。

shinji

うーん、やっぱりか…

クリニックの医師クリニックの医師

2、3日は安静して様子を見て調子が良さそうなら来てください。

と医師の説明を受けました。

まあ、安静にしていれば痛みも引くだろう。

この考えは甘すぎました。

救急車を呼ぶ4日前

翌日、目が覚めると左足にさらなる違和感が!!

しかしこの時点ではまだいたって冷静でした。

shinji

あー、痛みがまだ引いていないな。

程度の感じで立ちがって見ると左側お尻の辺りから左足ふくらはぎにかけて昨日の痛みとは比較にならないくらいの激痛が走る!!!!!!

shinji

うあああああああー。ぐわぁーー!!!

と思わず叫んでしまいました!!
左臀部と左足ふとももの裏、ひざの裏、ふくらはぎ、くるぶしあたりまで広がる痛みは一段と増していました。

左足を伸ばしていると、痛みとシビレが増して立っていられません。

額に脂汗がにじむ。

なんとかやっとトイレまで行けましたが、今度は痛みで便座に座れません。
壁に手を添えて支えていないと立ってもいられないくらいの痛みです。

そして、なんとか便座に腰をかけた瞬間

shinji

うあああああああー。ぐわぁーー!!!!

鎮痛剤を飲んで左足にロキソニンを貼ってもう一度挑戦。
少しだけ痛みがおさまったような気がしたので、もう一度頑張って便座に座ることができました。

痛みは少しおさまりましたが、ロキソニンを貼っても「焼け石に水」の状態。

ほとんど意味はありませんでした。

このシャレにならないこの痛みを姿勢を変えながらなんとかトイレを済ませましたが今度はお尻をが拭くことがてきません。

激痛が走る中、なんとかウォシュレットで汚れを落とし、お尻を背中側から手を伸ばして拭きました。

パンツとズボンは嫁に履かせてもらいました。

これまでの所要時間は約2時間。

冷や汗脂汗をかきながらなんとかやりきりました。
その後左足を引きずりながら床に戻り、倒れるように、いや布団に倒れこみました。

こんなに悪化するとは…

なんとこれが私が自力でトイレ(大の方)に行けた最後の一回でした。

救急車で運ばれる3日前から前日まで

痛みが引く気配は全くありません。

寝ているときは調子が良くなったような気がしたので立ち上がってみるが、激痛とめまいがするので一日中ベッドの上で過ごして生活が続きました。

食事はとりませんでした。
食欲がありません。

朝、トイレ(尿)になんとか行きましたが、辛すぎてもう動きたくありませんでした。

shinji

やばい、これは本当に治るのか?

ネットで調べた限りでは医師の診断は正しいと思っていましたが、どこかの病院で診てもらって最悪入院したほうがいいんじゃないのか?

こんなことが脳裏をよぎりはじめました。

そして就寝(うとうとする程度)。

こんな調子で3日間が過ぎて行きました。

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救急車で病院へ運ばれた当日の出来事

救急搬送当日の朝、痛みと尿意で目が覚める。

ともかくトイレへ行こう

、と立った瞬間、左足にとんでもない激痛が走る。

shinji

うおおぉー! ぐはぁーっ!!!

と悲鳴をあげてベッドに逆戻り。

これは尋常な痛みではない。

この時点で救急車を呼ぼうとほぼ決めた。

昼過ぎにもう一度トイレに行こうと挑戦するも、激痛でもう立つことも難しい。

当然自力で病院にも行ける状態じゃない。

shinji

シャレにならん…救急呼ぼう

本当にやばいと思ったら若者でも救急車を呼ぶことは恥ではない!

自宅からの大救出

自力で立って歩けないし、車に乗れない(乗せてもらったとしても座れない)、かかりつけの整形外科クリニック以外の病院に行こうと思いましたが、どこに行けば良いかわかりません。

こんな重症で受け入れてもらえる病院があるかどうかわからないという不安もありました。

緊急性を要しないので救急車を呼ぶのは社会的に見て恥ずかしいことではないのか?
と嫁が心配していました。

shinji

イヤイヤ、立てない俺を心配してよ!

心の中で叫びましたが、そんなことはどうでもよくなっていました。

一刻も早く救急車を呼んで病院で処置してもらいたかったのですぐにでも呼ぼうとすると妻から待って欲しいと言われました。

妻が119番すると言ってくれた。

shinji

ありがとう

って思ったら妻は救急隊員が我が家に入ってくるので片付けてから電話しようとしていました。

shinji

日頃からキレイにしといてよ!

妻の119番の後、すぐに救急車が我が家に近づいてくる音がしました。

早い!!

サイレンの音がが我が家の前で消えました。

救急隊員がベッドまで駆けつけてくれて今までの経緯と今の状況を確認。
俺が痛みをこらえて説明しました。

椎間板ヘルニアということで救急車を呼ぶ羽目になり申し訳ない旨伝えると、怪訝な顔もせず、

呼んで当然ですから安心してください

との温かいお言葉。

感謝の一言です。

次の瞬間、別の隊員の一言がいまいる場所の重大さに気付かされました。

「どうやって運び出す?」
「えっ、どうやってって??」

俺が一瞬、はてなになる。

「ストレッチャーでベランダから吊り下げておろすか」

隊員の誰かが指示しています。

一階で自力で降りれない、階段が狭すぎてタンカで一階に下ろせない場合はベランダからクレーン車を使って宙吊りで降ろすことになるのです。

ここから壮絶な俺の救出作戦が始まった。

最初は救急車一台だったのが、あっという間にはしご車、救助工作車、など消防署にある働く車が我が家に大集合!!

働く車が大好きなちびっ子がいたら、大喜び、大興奮状態だったでしょう。

ただ昼間ということもあり、集まってきたのは近所の人や通りかかりの働く車に興味のない野次馬。
その野次馬たちの視線を一点に浴び、タンカに乗った状態でベランダからクレーンで吊られ、ゆっくりと釣り降ろされていきます。

途中、クレーンが建物に当たりそうになり、後数センチで当たる場面もありました。

「ストップー!!!」

という隊員さんの大きな声で建物を傷つけずに済みました。

体重65kg、身長175cmの俺をクレーンで吊り下された。仕事とはいえ、救急隊に大感謝!!

通常は救急車の中に運び込まれて救急病院に電話して受け入れの可否を確認するが、クレーンでの救出の準備中に手際よく救急病院の受け入れの手配をしてくれていたので、救急車に運び込まれてすぐに出発できました。
救急車が到着してから救急車出発まで約1時間。

その時は119番で救急車を呼んでしまった申し訳なさと、クレーン車で釣り降ろされる恥ずかしさ、病院の手配、搬送してくれた救急隊員に心から感謝しました。

病院での診断と入院

救急診療を持つ病院に到着してすぐに先生の診察を受けました。
腰椎椎間板ヘルニアということで、緊急入院。

入院検査の為にレントゲン撮影、採血、心電図検査と数日前に受けたMRI検査をもう一度受けることになりました。

その後、医師に説明を受けました。

病院の医師病院の医師

3ヶ月以内に神経を圧迫している部分がなくなる、なくならなくても痛みが消える可能性もある。確率は50%。そうでなければ手術が必要。トイレにも行けないほどの痛みであれば手術を勧めますが、とりあえず、入院して治療して行きましょう

痛み止めの点滴と安静での治療していくことになりました。

医師がいる事や激痛が走った時に看護婦さんを呼べる安心感がまるで違います。

こうして入院が決まり、ストレッチャーで病室に運ばれたのでありました。

まとめ

この記事を検索か何かで見てくださった方が同じように腰や足など激痛で救急車を呼ぶのをためらっている人がいるなら、

「ためらわずに早く呼べ!!」

って言ってやりたくて書いてみました。

緊急搬送編はおしまいです。

入院編も書いていきます。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

椎間板ヘルニア入院体験記 救急搬送当日〜入院2日目