救急車で搬送された頃と比較すると薬の投与と安静のおかげでかなり良くなりました。
しかし状況が良くなったもののこの後どうなるのだろうか?という不安の元、手術を決断するきっかけとなった出来事について詳しく書いていきます。
保存的治療から手術治療への切り替えについては上記の記事で大まかに記事を投稿。
この記事は手術を受ける決断をしたお話をもう少し詳しく書きます。
歩行器なしではトイレに行けない「歩行障害」
椎間板ヘルニアでの入院23日目にして歩行器を使ってのトイレ使用の許可が出ました。
それまではベッドの横に設置した簡易式のトイレ「ポータブルトイレ」でおしっことうんこをしていたのが、今後トイレを利用できることに!!
これはかなりきつかったです。

ヤッホォー!!
これで大も小もポータブルトイレを使ってする必要がなくなりました。
歩行器を使えば思った以上に動けるようになり一気に行動範囲が広がり、心の中で飛び跳ねるほどの大喜び。
しかし歩行器を使わずに歩るくと腰と左足に痛みが・・・
トイレの便座に座っても痛みを感じます。
痛みは少し良くなった程度で大幅に改善されたわけではなかったのです。
看護師からは「まだまだ歩行に障害がありますね」と言われました。
歩行障害(T ^ T)
保存的治療で自宅安静にするか手術を受けるかの選択
先生には痛みが残るこの状態で後1〜2週間後に退院と言われました。
後になってわかったことですが、退院して通常の生活が送れないことがわかったら手術を受けるだろうという目算があったそうです。
とにかくこの調子で元の日常生活に戻れるのか心配ではありました。
退院前に家族と医師で今後のことについて今の状態と今後について面談することに。
要は、手術をするかしないかという話。
一ヶ月ぶりにMRI検査の実施
まず1ヶ月前のMRIの画像を見ながら先生の説明を受ける。
自然に治る可能性もあるが切ったほうが早いというのが、先生の従来の主張。
んで、今のヘルニアがどうなっているか確認するために1ヶ月ぶり2回目のMRIを受けることになりました。
実はここで手術を決断することになる出来事が!!
それはMRIの検査台に仰向けで寝ることができないくらいの激痛が腰と足に!!
楽に検査できるようにさまざまな姿勢を技師が試行錯誤してくれましたが、激痛のあまり全身が脂汗でベトベト。
一番楽な体勢である右足を下にした横向き姿勢でMRI検査を受けましたが、我慢できたのは最初の3分だけ。
3分過ぎたあたりから左足と腰が痛すぎてまた脂汗がでてきました。
何度も緊急ボタンを押そうとしたがなんとか死ぬ気でこらえましたが、ついに耐えきれずに緊急停止ボタンを押して検査終了。
なんとか背中の画像を撮影することはできましたが、かなり動いたみたいで画像がブレてしまいました。
MRIの検査でわかったことは保存的治療法で治ることへの期待から絶望。
手術を受けることへ方向転換を決断でした。

あ、手術を受けよう…
MRI検査後の医師との面談結果
MRI検査で動いてしまい、画像がぶれていることを指摘された。
画像がブレているので良くわからないが、状態は1ヶ月前と変わらない。
ということで手術決定!!
麻酔検査、レントゲン、CTスキャンなどの検査をしてから手術の日程を検討することになりました。
まとめ
最初は頑なに手術を拒んでいた手術。
痛みが引いてきたが
「今の痛みのまま生活できるのか?」
という不安がありました。
「手術」という二文字が常に頭にありました。
そして椎間板ヘルニアでの入院23日目にして保存治療をやめて手術をすることに決断したのは「歩行障害」という言葉と今後の生活への不安、そして一ヶ月前に受けることができたMRI検査が今回は痛みのせいでまともに検査することができなくなっていたためです。
自分の体の具合が以前よりも悪化しているという事実にやっと向き合うことができた瞬間でした。
いままでの生活に戻れるなら
はじめての手術を受けます!!
椎間板ヘルニア入院体験記 24日目はこちらから