椎間板ヘルニアでの手術数を調べてみた
オレと同じような悩みを抱えて、手術に踏み切った人がどのくらいの人数か気になっていました。
ネットで調べてみたのですがどこにも載っていない。
病院が運営しているサイトでは自身の病院の手術数の実績数を書いているところはあるのですが、日本全体の統計がありません。
厚生労働省の統計にも書かれていませんでした。
せっかく調べたのに何もわからないとは・・・
病院の事、椎間板ヘルニアの事について調べてわかった事について書いてみます。
病院の種類と病床数
以下、説明と厚生労働省の統計の抜粋です。
病院には大きく分けて2種類あります。
現在入院している整形外科だけでなく内科、眼科、産婦人科などがあり、入院する施設がある総合病院。
そして、いわゆる開業医、個人で運営している町のお医者さんでベッド数、病床数が20未満の個人病院です。
一般診療所という名称のようですね。
施設数は平成28年1月で総数178,300のうち一般病院の数は7,408。
無床、入院施設のない一般診療所数は93,265となっています。
入院患者を受け入れる事のできる数、病床数は病院では892,956、一般診療所では105,940となっています。
総数は1,670,774です。
平成26年10月の入院患者の傷病分類別の統計が公表されています。
専門的で分かりづらい日本語が使われていますね。
傷病分類別というのは病気の種類って事ですよね。
平成26年10月時点での入院患者の総数は1,318,800人。
そのうち、椎間板ヘルニアを含む腰痛や首痛、骨折など分類になるのは「筋骨格系及び結合組織の疾患」という部類ですね。
入院数が69,900人になっています。
ちなみに、外来患者は877,800人で「消化器系疾患」「循環器系の疾患」に続く3番目の多さになっています。
国民生活基礎調査を読み解く
また、平成25年の国民生活基礎調査で「普段感じている自覚症状」として腰痛が男性92.2人、女性118.2人でした。(1000人あたりの人数)
男女の人数は105.2人となりました。
10.52%ですね。
筋骨格及び結合組織の疾患というわかりにくい名称ですが、このうちの10%程度は腰痛の患者と推測してみます。
あくまでも推測です。
約7,000人が腰痛患者患者、入院にまで至るのだから保存治療の可能性は低い。
7,000人近くが腰痛の手術を要する人ではないでしょうか?
病院口コミサイト Calooに椎間板ヘルニアの年間手術数が記載
厚生労働省が調査した統計はありませんが、最近は椎間板ヘルニアなどの手術数をWeb上で公開している病院が多いそうです。
病院口コミサイトの「Caloo」に載っていない病院もありますが、年間約25,000件の手術が行われているようですね。
個人的感想ですが、椎間板ヘルニアの年間手術数は40,000件を超えているような気がします。
まとめ
私が入院、手術した病院は年間に約40件の椎間板ヘルニア手術が行われているようです。
日本中で一日100人以上が椎間板ヘルニアで手術を受けているんですね。
まあ大体それくらいかなと思いました。
機会があれば再発率についても調べてみたいですね。