椎間板ヘルニアで緊急入院してから12日目の様子を記事にしました。(別ブログより再編集しました。)
午前中、痛みに耐えながら本を読んでいたらウトウトと寝てしまいました。
気がつくと、オレのいる大部屋が騒がしくなっています。
年配のおじいさんが担ぎ込まれています。
自宅の庭いじりしていたら転んで腰を打って病院に来てそのまま入院するらしい。
年をとるとちょっとした事でも大きな事故につながるんですね。
気をつけてほしいなぁと思いながらオレは点滴を受けています。
痛み止め「ノイロトロピン」の点滴
入院してから毎日「ノイロトロピン」という痛み止めの点滴を打っています。
点滴が終わるまで4〜5時間くらいかかるんです。
痛みが緩和されているので、多分効いているんでしょうね。
子供の頃から腕にたくさんの注射を打ってきてわかったことは針を刺された瞬間、注射針を刺すのが「うまい看護師」か「下手な看護師」かがわかるんです。
今日の朝点滴を打ってくれた看護師さんが腕に針を刺された瞬間「あ、これ下手な人!」って直感で分かってしまいました。
昔と違い点滴の針を刺すと3〜1週間は針を刺したままで点滴の管を差し替えるだけでいいんです。
毎回点滴針を刺したり抜いたりする必要がありません。
しかし、このまま3日も針を刺したままだと腕が膨れてくるだろうということが瞬時にわかりました。
多少わがままかなと思ったが点滴終了後に針が痛いことを看護師さんに報告し針を抜いて、刺しなおしてもらいました。
入院後初のシャワー許可
本日の大イベント!!
椎間板ヘルニアでの入院後12日目にして初のシャワーです。
今日からついに体を洗うことができます。
と言っても足も痛くかなり不安な状況でのシャワーです。
まず、浴室に行くまで車椅子を使用。
緊急入院前は立って足を引きずりながら歩くことができていたが、座ることができず、靴下とか履けなかったのでかなりの不安を抱えたままのシャワーとなりました。
「座れるのかオレ?」
と恐る恐る車椅子に座ってみると少し痛いが座れる!
かなりの進歩である。
そして車椅子で浴室まで運ばれる。
「段差があるので気をつけてください」
って言われたけど全然大した段差ではない。
一通り説明を受けた後、1人で服を脱ぐ。
手すりにつかまりながらではあるが、簡単に服を脱ぐことができた。
そして手すりにつかまりながらシャワーの前にある椅子まで行く。
そしてゆっくり座る。
「いたっ!!」
結構な痛みがきたが、せっかくのシャワー。
我慢して40度近くの熱湯を浴びる。
めちゃくちゃ気持ちいい!
あまりの気持ちよさにずっとシャワーだけ浴びていたら、看護師さんが外から「大丈夫ですかー?」って声をかけてくれた。
ハッとなって問題ないことを伝え、ゆっくり頭と体を洗う。
ボーボーに伸びたヒゲも剃った。
頭と体はギトギトしていて全然泡立たなかったので3回洗った。
3回だけではまだ洗い足りない感じがする。
もうちょっと洗っておけばよかった。
シャワーの最中はやっぱり腰と足が痛かったがなんとかガマンできる痛さで痛いながら足もよく動く。
家にいて安静していた時よりも良くなっている。
着替えも手こずったが、痛みのある左足が上がるし、左足を支えにして右足もあげることができた。
シャツ、パジャマだけでなく、パンツ、ズボンを自分で履くことができた。
まとめ
久しぶりのお湯浴びはメチャクチャ気持ちよく、無事シャワーを浴びることができました。
シャワーを浴びることがリハビリにもなったような気がします。
足を曲げてパンツやズボンを履けるようになったのはすごい進歩だし、動作的には今まで履けなかった靴下も履ける!!
手術推奨の先生はもう1週間様子を見てくれるらしいのでそれまでもっと動けるようにしっかり養生しよう!
とその時は思うのであった。
椎間板ヘルニア入院体験記 13日目〜14日目はこちらから