腰椎椎間板ヘルニアで身動きが取れないどころか、起き上がることもできなくなってから3週間が過ぎてからの痛みの具合、そして手術して無事退院した今だからわかることを書いていきます。
3週間後の腰と右足の痛み具合
3週間もの間、絶対安静と点滴でノイロトロピン、そして頓服薬として神経鎮痛剤の「リリカ」を朝夕服用。
その結果3週間もすぎると朝から調子が良くなり、歩行器があれば歩けるようになってきました。
3週間もの間右足を下にして寝たきりの状態。
反対に寝返りを打ったり、左足を下にして寝ることができませんでした。
それくらい神経過敏になっていたかったんですよね。
調子がいいので、いつもは右足を下に寝ていましたが、左足を下にして横になってみました。
入院して3週間、ほとんど見ることのできなかった外の景色が見えます。
人口5万人の住む小さな街並みが( ´ ▽ ` )
3週間目にしてやっと寝ながら景色を見ることができたんです。
左足を下にする姿勢が痛みで辛くなってきたので体勢を元に戻すと腰と左足にだんだんと痛みがでてきました。
その間、約10分。
リハビリと感想
このままずっと寝たきりの状態では仕方ないとの医師の指示で、歩行器を使った歩行訓練の許可を得ることができました。
痛みはあるものの以外と歩けた!!
2ヶ月前〜担ぎ込まれて入院するまではこの痛みを堪えて生活していたことを思い出す。
灌漑深いものがあります。
退院した今だからわかるこの時の痛みについて
3週間も薬を投与しながら安静にしていたにもかかわらず、ほんの少し動けただけですごい進歩だと思っていましたが、あのまま手術を受けなければ治っていたのかどうか疑問が残る結果となりました。
歩行気を使いながらの歩行訓練は足を引きずってやっと歩ける程度。
少しずつ進歩していたことには間違い無いのですが、「手術は悪」「安静にしていれば治る」「ネットに書いてあることが絶対」という三つの固定概念を植え付けられていました。
まとめ
あの時の痛みの緩和は劇的な進歩だと思っていました。
そしてこう思っていました。

必ず良くなる!!
この痛みは自然に治る!!!!
という強い思いで毎日を過ごしていました。
あの時はあの時で仕方なかったです。
しかしあの時の自分に言ってあげたい。
「早く手術すれば楽になるよ」
重たいものを持っていた自分。
足を引きずりながら歩く自分。
痛みが増したら支えなしで呆然と立ち尽くしていた自分。
痛みが和らぐことなく常に脳みそに「イタイ」という数字のような信号が送られていた時にはどうすれば早く良くなるか考えることができなかったんですね。
隣に家族和気あいあいで結構賑やかな椎間板ヘルニアっぽいおじさんが入院してきた。
今日から1〜2ヶ月の長期入院になるそうだ。
お互い頑張りましょう。
椎間板ヘルニア入院体験記 23日目はこちらから