医師による椎間板ヘルニア手術事前説明

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手術前日にした検査と注意事項

手術日の前日の朝からおしっこの量、尿量測定をしてメモを取り始めました。

手術前と術後で尿量に大きな差がないかチェックするためだそうです。

うんちも手術前日の昼から当日にかけて出しておく必要があるようです。
手術を受ける時は胃の中をできるだけ空っぽにしておくみたいです。
排便がない場合は浣腸をすると言われ焦りましたが、なんとか昼過ぎに出ました。

昼から手術する部位、背中の毛を看護師さんが剃ってくれました。
別に毛深いわけではないのですが、切除するところはツルツルにしておく必要があるみたいですね。
若い看護師さんで恥ずかしかったです。( ̄▽ ̄)

飲食については21時以降は食べてはいけません。
絶食となります。
飲み物はできるだけ水分は摂った方が良いと言われ手術当日の10時までは水は飲んでも良いそうです。
なので、水はいつもより多めに飲んでいます。

ちなみに、昔は「前日の21時から水を飲んではいけない」ということになっていたみたいですが、今は手術の4時間前まで水分はとっても良いことになっているそうです。
医療の世界も日々変わっているみたいですね。

シャワー、入浴については当日を含め、1週間〜2週間程度は入れないそうなので手術前はこれが最後のシャワーとなりました。
手術が冬場であれば良いですが夏場の手術であれば、1週間シャワーを浴びれないのはきついです。
私の場合はたまたまちょうど良い季節で良かったです。

午後には歯科衛生士の回診にて手術前の歯の検査を行いました。
ぐらついている歯がないか?入れ歯かどうか?などの簡単なチェックです。
手術当日は歯はしっかりと磨いておくよう指示を受けました。

手術日前日(当日も含め)

「不安なことがあったらなんで聞いてね」

と看護師さんが優しい言葉をかけてくれました。

手術当日の準備や注意事項手術室へ行くまで

看護師が白いタイツを持ってきました。
「一般医療機器 弾性ストッキング コンプリネットプロ」という名称です。
手術前から許可が出るまでタイツを履き続ける事になりました。

 

このタイツは何かというと血が詰まる「血栓」を防ぐ役割があるそうです。
いわゆるエコノミークラス症候群というやつです。

男性がストッキングを履くと見た目がすごく悪いですね。

手術までの流れは10時から手術用の点滴を片腕に入れて、昼過ぎにもう一方の腕に点滴を入れる事になっています。
なぜかというと、何かの事故で片方の点滴が外れてももう一方の点滴でカバーするという意味合いらしいです。

どちらにしても両腕の自由が奪われた形になり、腕は動かしていいものの一気に不便になってしまいました。

12時の食事の時間になっても私だけ食べる事ができないのは寂しかったです。

後はトイレに行きたい時だけは両腕に点滴をしたまま動く程度でテレビを見ながら手術に呼ばれるのを待つだけとなりました。

そして、ついに看護師が案内でストレッチャーに乗り手術室へ向かう事になりました。

ICUで家族と別れ、2つある扉の向こうへ運ばれていくのでありました。

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手術直前までのまとめ

手術直前の心境としては緊張感は全くありませんでした。

むしろ、足や腰の痛み、激痛が手術によって取り除かれるかと思うとホッとします。

頑張るのはお医者さんで私は寝てるだけです。

体はすでにお医者さんに預けてます。
気分はすでに「まな板の上の鯉」状態。

次回は手術直前から手術後の話を書きます。

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