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椎間板ヘルニアの手術までの段階

腰に異常な痛みを思い出しながら以下の段階に分けて見ました。

  1. 自覚症状がある
  2. 痛みで病院に行く
  3. 病院に通う(通院)
  4. 入院

という4段階。

とくに20〜30代の若い人は少しぐらいの痛みなら我慢してしまいます。
かなりの痛みでも、2〜3日寝て少しおさまったら無理してでも仕事に行きます。

shinji

こりゃダメだ!痛みが引かない!!

と思って、病院に行くときには手遅れという可能性は大いにあります。

無理をしてほしくないという意味を込めて4段階を分類、説明してして見ます。

1.自覚症状

「重たいものを持った」とか「ずっと座ったまま(ずっと同じ姿勢)」など何かのきっかけで腰が痛いという自覚症状が出た時は第一段階と思ってください。

大事な事は放っておかない!

病院に行くかコルセットや湿布薬を薬局で購入して様子を見たほうが良いです。

2.病院に行く

痛みが出てきて薬や湿布では収まらないという人は病院に行くという行動をとると思います。

これは一度行っただけで終わらせずに定期的に通う事をお勧めします。
一ヶ月、三ヶ月、半年に一度で構わないので定期的に通った方が良いです。

整骨院や接骨院の事は別記事になりますが、病院に行く事を強くお勧めします。

特にカイロプラクティックはアメリカの有名モデルが首の痛みを訴え、誤った治療で死に至るという事件もありました。

急死のプレイメイト、死因はカイロプラクティックだった

接骨院、整骨院は日本では病院ではないし、良し悪し、合う合わないもあるようです。

一概には言えませんが、注意が必要です。

3.通院する

通院するという事は痛みが慢性化しているという事ですね。
しかも、気になりだすとずっと違和感を感じてしまっているのではないでしょうか。

ひどい場合はコルセットをしているにも関わらず、痛みを感じる。

通院して電気治療や引っ張り、ホットパックなどの治療を定期的に行っている人ですね。

4.入院する

先に説明したが、入院するというのは年配、高齢者を除き、かなりの痛みを伴っていと思います。
痛みでたまらず、夜も寝れないとか、ひどい場合は排泄障害になっているのではないでしょうか。

私の場合は足の痛みでトイレに座る事ができず、最終的に立ち上がる事さえできず寝たきりになってしまいました。
そして、救急車で運ばれ、入院しました。

入院するケースは自然治癒は難しい

もちろん、入院して手術しないケースも十分に考えられます。
2〜3ヶ月の十分な保存治療を行うために入院する人もいます。

身近な人で3ヶ月間保存治療で椎間板ヘルニアを治したという人もいます。

ちなみにその人は25歳前後。

私の場合はというと、慢性的腰痛の期間が半年以上で、しかも激痛に近い腰の痛みを抱えてしまっていました。

もっと遡れば、以前にぎっくり腰で腰痛になってから必要な時はコルセットを巻いて日常生活を送っていました。

通常であれば2、3日すれば痛みはおさまるし、腰が痛くてもコルセットで対処できると思います。

しかし痛みが治まらず、コルセットを巻いているにもかかわらず、痛みがある場合は要注意です。

その場合、神経痛の痛み止めや炎症剤、安静による保存的治療でヘルニアの自然縮小、自然消失の効果を疑っても良いかもしれません。
私のケースではおそらくヘルニアを縮小、消失の可能性は低かったと思います。

半年も慢性的痛みでだんだん痛みがひどくなった私の事例ではほぼ縮小、消失する見込みはなかったでしょう。

あくまでも結果論なんですけどね。

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結論は早めに医師の受診を受けること

上記の4段階目を踏んでいる人は腰痛による入院で手術を受ける確率が高いと思います。

80〜90%の人は手術なしで、保存的治療で治るという統計もあるそうですが、保存治療で治らない残りの10%に入っている確率が非常に高いという事をよく考えてください。

入院するときにはおそらく保存的治療で治る確率は非常に低くなっています。

4段階のうちに一段階早めの処置を強くお勧めします。

まとめ 手術は悪いことだけではない

手術のデメリットを誇張するサイトも多いですが、何十年も続く術法でしかも、かなり確立されている術方です。
極度の不安を煽るサイトもあるので注意が必要です。

上記のことは手術を決めた時に医師から受けたアドバイスです。

初期の段階でもかかりつけの医師や病院を何件か受診した上で手術をすることもできます。

ヘルニアの自然縮小、消滅による腰痛解消について書かれているサイトが多いです。

切らないことに越したことはありませんが、手術は悪ではありません。

保存的治療と比較すると、手術する事で腰や足の痛みがなくなる事は確実だし早く治ります。

リハビリ期間もあるのですぐには社会復帰できないというデメリットもあるかもしれませんが、保存治療を続けても痛みが改善されない可能性もあるというデメリットもあります。

ずっと痛いと思って生活する事はおしっこをずっと我慢する事に似ているのではないでしょうか。
漏れそうでできない時には何も考えられないでしょ。

それって体にすごく悪い。

早く脳に送る悪い信号が取り除く。

腰痛以外の健康に取ってもすごく良いことです。

※参考
平成 22 年 国民生活基礎調査の概況 – 厚生労働省