腰痛や椎間板ヘルニア以外の病気で救急車を呼ぼうか悩んでいる人がいれば少しでも参考になればと思います。
119番は恥ずかしいことではありません。
激痛で動けない場合は迷わず救急車を呼んだ方が良いということを書いていきます。
救急車を呼ぶ時の基準・症状
私が椎間板ヘルニアによる激痛で119番した経験から救急車を呼ぶ基準について考えてみました。
緊急性を要する
何を持って緊急性を要するのかは非常に難しい問題です。
悶絶するほどの痛みでしたが、死に直面していなかったので「緊急」ではないと自分で判断してしまいました。
私の場合は救急車を呼ぶまで最後に食事したのは5日前。
本当の話です。
救急車で緊急搬送された病院で動けなくなってから尿や便はどうしているのかと言われたときに飲食していないので便も尿も出ていない旨を伝えると驚いていました。
今考えると栄養失調になっていたのかもしれません。
自分自身で身動きが取れない・動けない
- 立って歩けない
- 運転できない
- 車に乗れない(乗せてもらったとしても座れない)
体は言うことを聞かなくても頭が意外としっかりしている場合は恥ずかしくてなかなか119番しづらいです。
病院がわからない
- 椎間板ヘルニアで受け入れてもらえる病院があるかどうかわらない
普通、かかりつけの病院(椎間板ヘルニアの場合は整形外科)は1つだけでその病院が入院施設のないクリニックだったら別の病院を探さなければなりません。
入院施設のある総合病院の診察日、診察時間外であれば診てもらえません。
119番で救急車を呼べば症状を確認の上、救急患者を受け入れてもらえる病院を探して手配してもらえます。
非常にありがたいです。
また、夜中ではなく昼間に救急搬送してもらいました。
夜中だとお願いしやすいですが、昼間はちょっと救急電話しづらいです。
心理的なものですね。
救急車を呼ぶ前に心がけておくべきこと
部屋はいつもきれいにしておく
救急車で自宅に駆けつけてもらった時の家の状態は「足の踏み場もない」というのは言い過ぎですがかなり汚く汚れている状態でした。
消防隊員の人はいろんな場所に救急で訪れるので気にしていないでしょうが、救急車を呼ぶ側の立場の人は恥ずかしい思いをします。
日頃から部屋や家はキレイにしておいた方が良いです。
貴重品の用意をしておく
可能であれば、入院グッズをあらかじめ用意しておいた方が良いですね。
家族がいるなら用意してもらうと助かります。
財布や今の時代は携帯電話(スマホ)、保険証は必須です。
私は何も持たずに救急搬送されたのであとで何も持っていないことに気づき苦労しました。
戸建ての家(一軒家)の場合は一階で生活した方が良い
二階で身動きが取れなくなってしまった場合は非常に大変な思いをします。
どういうことかというと、階段の幅が狭い場合や螺旋になっている場合はタンカ・ストレッチャーで降りることができないからです。
その場合、どうやって一階に降りるかというとベランダからクレーン車を使って吊りおろします。
担架に乗った状態で救急隊員5、6人が担いでベランダまで出してくれます。
そしてタンカをクレーンで吊るして下ろします。
一階で救急車に乗り込むよりも1時間近く余分かかりました。
老若男女問わず以外と上記のようなケースは多いそうです。
救急車の中で教えてもらいました。
お住まいがアパートやマンションの複数階など住宅事情によりますが、一戸建てでは腰痛・椎間板ヘルニアだけでなく、病気になった時の事を考えて一階で生活した方が良いです。
まとめ
若い人ほどどんなに辛くても我慢して救急車は呼びません。
救急隊員に申し訳ないのともしかしたら他に困って119番通報する人が後回しになるかもしれないという心配をするかもしれません。
しかし、救急搬送されてわかったことは動けなくなってから救急車を呼ぶよりもその前段階の状態で自力で病院に行くか、動ける状態であっても119番通報しても良いのではないかと思います。
自分自身の体の事です。
体の変調がわかりました。
日に日にというより時事刻々と体がいうことを聞かなくなり動けなくなる感じを持ちました。
最初は恥ずかしくて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
しかし、あとでよく考えればもっと早く救急電話してもよかったかなと思います。
排尿障害ではありませんでしたがトイレに座れないという時点で何かおかしいと気づくべきでした。
いや、それ以前の日々変わっていく自分の体調のことを考えたときに救急電話するか別の病院に行くべきでした。
http://www.cucumberking.com/entry/hospitalization307